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Posted by あしたさぬき.JP at

年末「水神の食パン」予約を承ります。

2018年12月27日

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年末「水神の食パン」予約を承ります。
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国産の良質素材を国産天然酵母で
長期熟成させた食パン

年末31日(月)は、
下記の通り予約販売のみとなります。

■商品内容
・山型食パン   600円 税込
・角食パン    680円 税込
・発芽玄米食パン 720円 税込
・あん食パン   900円 税込

※4種類すべて、
1本売り(2斤)とさせていただきます。

※スライスは、お受けできません。
何卒ご了承くださいませ。

■受け渡し
年末 12月31日(月) 15時閉店まで
 
※ご予約の際、
焼き上がり時間をご確認ください。

■予約締切日
12月29日(土) まで

春日水神市場「ベーカリー」店頭にて承ります。

本日は、5倍デー!
皆さまのお越しをお待ちしております。


  


Posted by suijin at 12:40Comments(0)商品紹介店舗案内

『包丁の研ぎ直し・伝統刃物即売会』 実施のお知らせ

2018年12月25日

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土佐刃物砥ぎ師 迫田剛さんによる
『包丁の研ぎ直し・伝統刃物即売会』
実施のお知らせ
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★研ぎ直し・・・500円/1本

*ご家庭でお使いの包丁をお持ちください。

*「ご予約・お預かり」可能です。
できるだけご予約をいただけますと、
お待たせすることなくお渡しできます。

両日ともに10時~16時

皆さまのお越しをお待ちしております!



  


Posted by suijin at 19:17Comments(0)イベント

「おもち」の予約受付を開始しました!

2018年12月20日

一年の始まりは餅にあり。

今回の餅米は、この夏に
田んぼの生き物観察会でお邪魔した
荒木さんの自然栽培のもち米を使用しています。
http://suijinblog.ashita-sanuki.jp/e1094346.html



姿形は見えないけれど、
土の中にはたくさんの微生物がいます。

微生物は、有機物を分解する活動によって、
生命維持に必要な成分を生成し、地熱を高め、
新しい生命の誕生と成長を促しています。 

そのような環境の中に植物があり、
様々な生き物が存在していて、
それが自然生態系です。

自然栽培は、
田んぼの中に自然生態系を整え、
太陽、水、土、そして、
植物の生命力だけで栽培する方法です。

私たちは、地元で採れたものを優先しています。

でも、それ以上に自然や食べる人のことを
一番に考えられた食材を大切に選んでいます。

そのような観点から、
一年の始まりに相応しい活力みなぎるもちを
企画しています。

特にオススメは発芽玄米もちです。

3日間水に浸し、玄米を発芽させます。

玄米は表皮がありますので
蒸し時間は通常のもちの倍掛かります。

搗くのも倍の時間、
さらに引っ付いてコトサラ搗きにくい。

栽培から始まり、
この餅は本当に手間が掛かるといっても許されるでしょう!




*画像は、発芽玄米もち(粒あん)です。

<商品内容>

全種類 つきたて冷凍・丸もち10個入
■白もち
・粒あん 約950g ・・・ 1,458円 税込
・こもち 約700g ・・・ 1,134円 税込

■発芽玄米もち
・粒あん 約950g ・・・ 1,458円 税込
・こもち 約700g ・・・ 1,134円 税込

<予約受付方法>

春日水神市場、店頭にて承ります。
*引換券をお渡しします*

<受け渡し期間>

12月28日(金)~31日(月)



なお、発芽玄米もちにつきましては、
数に限りがございますので、
お早めのご予約をおすすめします。

詳しくは、店頭スタッフにお問い合わせくださいませ。

2018年もあと僅かとなりましたね。

年内は大晦日まで、
元気いっぱい笑顔でお待ちしております。
  


Posted by suijin at 11:44Comments(0)商品紹介生産者紹介

下仁田納豆製法編「食えば分かる日本の食文化」

2018年12月12日

「美味しい納豆って、
どんな定義があるのでしょう? 
豆の旨味、粘り、香り、食感etc、
考えると色々ありますよね。」



そんな質問を
下仁田納豆の南都さんにたずねてみた。



「美味しい納豆はたくさんありますが、
私たちの作り方は独特だと思います。」

南都さんが答えてくれる。

南都さんの言う独特の作り方とは一体?
新しい製法や最新の設備と言ったことではなさそうだ。 

一言で言うならば、むしろ昔ながらの製法。

でも、昔ながらがすべていいとは限らない。

納豆の昔ながらを振り返ってみることにした。

納豆が世の中に誕生して約1000年。
実は、日本で誕生したので
純日本食文化といえる。

商品として流通し始めたのは
江戸時代と言われている。

江戸の町を「ナット、ナットー♪」という
かけ声とともに売り歩く、納豆売りの姿が
江戸の風物詩としての記録が残っている。

この頃の納豆の製法は、
煮た大豆を藁に包み、自然発酵させるというもの。

すべて量り売りが基本で、
ざるを持って購入し、
江戸っ子の朝食に元気と彩りを添えていた姿を
想像すると、なんともほほえましい。

明治に入り近代化の流れと共に、
もっと衛生的に安定した品質の納豆が求められ、
納豆菌の誕生をキッカケに、
納豆の衛生的品質が飛躍的に高まったといえる。

この頃から、小売りの形態が、
藁に包まれたものや、大正期に入り、
経木に包まれた納豆が登場し始める。

実は納豆製造において
容器は特に重要と思われている。

それは、容器はただの容器ではなく、
発酵させるための道具なのだから。

ちなみに、藁包みに始まり、
下仁田納豆の特徴でもある経木(きょうぎ)、
紙容器、発泡スチーロール容器と
食品工業の発展と共に容器包材にも
移り変わりがある。

経木とは赤松を薄く削ったもので、
食品の包装に利用された歴史は、とても古く
大和時代にさかのぼって記録がある。

赤松経木に含まれる香りは
天然の制菌成分であり、
心地良い香りと共に適度な通気性と保水性は、
食品を保存するための機能的にも
優れている素材である。



そんな経木に包まれた納豆は、
明治から大正にかけて
誕生したのではないかと思われる。

納豆容器が重要である理由は、
納豆が納豆たるゆえん、発酵の善し悪しにある。

蒸された大豆は直接容器に入れられる。

そして室で発酵させて納豆は作られる。

なので、最適な発酵を促すための容器には、
通気性、保水性、保存性、
離型性(ねばねばが離れる)など
相反する様々な物性が求められる。

納豆菌が増殖するためには
酸素と温度が必要不可欠。

最適な温度と同時に
大豆の表面一粒一粒に
酸素の供給が最適な発酵を促す条件といえよう。

その意味からすれば、
赤松経木と納豆製造は奇跡の出会いだった。



といっても大袈裟でない。

次に、昔からの変遷でいえば、
室(発酵室)の温度管理にある。

現代の納豆室は、
温度、湿度に保つための熱源は、
ほぼ電気ヒーターである。

なぜなら、電気ヒーターならば、
コンピューター管理で最適温度を
保つことが簡単であるからである。

まだ電気が一般的ではない一昔前、
熱源は室の中で炭を焚き、
ヤカンか鍋に水を張り、
蒸気で湿度を保つという方法がとられていた。

炭火発酵製法という。

実はこの方法、大変危険な仕事で、
過去には死者が出ていたという。

それは、炭を燃やすことで発生する一酸化炭素は、
生物にとっては猛毒でその濃度によっては、
人間も一瞬で意識がなくなり、
呼吸が停止してしまうからである。

大袈裟に言えば、
炭火発酵製法の納豆作りは
命がけであったともいえる。

多くの納豆メーカーが安全性、
合理性、効率化の観点から
炭火発酵の製法はとらなくなった。

当然の選択であろう。

しかし、そんな危険な炭火発酵製法を
とり続けるメリットは、
経木との抜群の相性にあるといえる。

室は密閉され、
炭火とヤカンからの蒸気によって
室温を上げていく、この時、
室の中は一酸化炭素が充満し、
いかなる生物も生存が不可能な状況となっている。



酸素を必要とする納豆菌も
自らの防衛本能で活動を停止し、
死滅を防ぐためにじっと強く耐えている。



南都さんは「納豆菌を強く鍛える工程です。」という。

炭火から発生する遠赤外線は
大豆を中心部まであたためる。

それにより納豆菌による発酵が真まで届く。

炭火で焚かれた香りは経木に香りを纏わせる。
経木はさらに豆に香りを纏わせる。

だから経木なのだ。

温度が一定に達した時、
一気に天窓を開け空気を取り入れる。

この瞬間、納豆菌は一斉に増殖し、
粒の一粒一粒、隅から隅まで、
奥の奥まで発酵が連鎖的に広がってゆくという。



だから、豆は旨味を増し、
形を残しながら中は柔らかく
とろけるような仕上がりになる。

そして、20時間の発酵工程のうち、
約7時間間隔で、室の中で上下の切り返しを行う。

夜中の2時と朝の5時だ。

室のどの位置にあっても、
安定した最良の発酵状態を作るために、
泊まりがけの管理を行っている。

しかも、気を抜けば、
一酸化中毒で命の危険さえある。

これが毎日の繰り返しで、
これが昔ながらの納豆作りなのだという。

本当にここまでやっているの?
下仁田納豆は本当にやっている!

日本で誕生した納豆。

日本の素材だけで、伝統製法で作られる納豆は、
まぎれもなく純日本の文化。

ゆっくりと時間のある朝は、
経木に包まれた納豆を自分で開き、
天然木の香りに癒やされながら、
先人の知恵や努力、
文化に思いを馳せてみてほしい。

魯山人のごとく、しっかりとかき混ぜ、
ネバネバ糸を高く伸ばしてみると、

「今日のあさめしは、下仁田屋の納豆だぜぃ♪」

威勢のいい江戸っ子のかけ声が
聞こえてきそうだ。

それは大袈裟か。


  


下仁田納豆南都さん編

2018年12月08日

下仁田納豆の創業は昭和38年。

南都さんの父親が、
回り道をしながらも家族10人を養っていくための手段として
「納豆屋」を始めた。



当時は造った納豆を売り歩く、
引き売りの納豆屋だった。

「なっとぉ、なっとぉ~~♪」と売り歩く
父の姿の頼もしさは、当たり前でもあり、
思春期を経て、少しづつ
「自分はもっと大きな仕事がしたい。」
そう考えるようになっていったという。

高専を卒業し社会に出て、
設計エンジニアとして働くことになった。

社会に出て都会での生活は
何かをすり減らしていくようだった。

そして、時々思い出す父親の作る納豆が
懐かしくも、美味しくも感じるようになってきた。

そんな時、突然、父が家族に廃業を告げた。

「苦しいながらもなんとか子供達が育ってくれた。
これでもう納豆屋には未練がない。」

何かにこだわって
造ってきたわけではないだろうが、
それでもおいしい父親の納豆。

それ以上考えることもないまま、
自分の居場所を探すように「継がせてほしい。」と
自然に結論を出していた。

父、母、自分の3人が食べていけるように、
引き売りからスーパーへの卸を
増やしていくことを考えた。

電話帳を片手に片っ端から営業を掛けた。

ほとんど、すべてのスーパーで断られた。

その理由はすべて「値段が高い。」ということだった。

納豆業界もオートメーション化が進んでいた。

炭火を使って発酵させる。
寝ずに番をして造る納豆は
当然価格では太刀打ちできない。

絶望の中、それでも価格を合わせるか、
首をつる覚悟で考えていた。

そんな時に救いの神が現れた。

もぎ豆腐店の茂木稔社長との出会いだ。

値段よりも品質に興味を持ってくれた。
そして初めて試食をしてくれた。

「なかなかいい。どんな大豆を使っているか?」
原材料を聞かれた。

「大豆は一番安いものを問屋から買っている。
国産か外国産かも分からない。
でも、技術があるから、
うちの納豆はおいしいと言ってもらっている。」
と答えた。

当時の南都さんは素材など興味がなかった。

生きるために造ってきた納豆を
如何にして売っていくか。
商売とはそういうものだと理解していた。

茂木社長は言う。



「食べるもののおいしさは
素材の良さを引き出してこそ。
素材7割、製法3割だ。
いい素材で造れ。全部買ってやる。」

すべてのフレーズに衝撃を受けた。

「この人に付いていくしかない!」
素直にそう思った。

茂木社長に買ってもらえるように、
いい素材で造った。



そして、
本当に全部買ってもらえるようになった。

ただの納豆屋から、
「本当にいい納豆とは」という命題を持つ
本物の納豆屋へ変革していくための
衝撃的な教えだった。

さらにドラマは続く。

一年して、
茂木社長から取引の停止を言い渡された。

理由は「君は努力を何もしていない。」
と言うことだった。

まったく意味が理解できないまま、
茂木社長に詰め寄った。

「取引を停止されたら売り先がない。
店がつぶれてしまう。なんとかしてほしい。」

必死の思いをぶつけてみたが、
答えは無情にもダメだった。

全部買ってもらえることをいいことに、
「更なる品質の向上」、
「販売していくための努力」が
置き去りになっていた。

そして、茂木社長の言葉には、
「あらゆる努力を重ねることが、品質を守り、
下仁田納豆を本物に育てることなのだ。」
というメッセージが秘められていた。

それから、意を決して東京の有名百貨店、
デパートへ売り込みに足を運んだ。

驚くことに、営業に行く先々で
待ち構えたように注文を頂いた。

サンプルを評価することもなく、
値段も提示する前に。 

有名百貨店のバイヤーはそっと教えてくれた。

茂木社長がこっそりと
サンプルを送り続けてくれていたことを。

そして、それは一件だけでなく、
すべての有名店に、
しかも定期的にずっと送ってくれていたことを。

これまでの茂木社長とのやり取りが
頭の中で蘇ってくる、
自分の愚かさ、人のぬくもり、
そして茂木社長への感謝、
様々な感情の重なりに、
自然と涙が溢れて止まらない。

そこからは今まで以上に納豆が売れた。

そして、下仁田納豆は独り立ちした。

数年前、茂木社長はお亡くなりになられた。

これまでに頂いた教えやご恩を
まだまだ返していないのに・・・。

茂木社長は言っていた。

「いずれまた、君のところに
食を目指す若者が来たら、
同じようにしてやってくれ。
ものは順繰り。私もそうだったのだから・・・。」

人目をはばかることなく号泣した。

心に空いた大きな穴、
埋めるように本物の納豆を造り続けたい。

茂木社長への感謝と共に。

「今日はマシンガントークで
しゃべり続けましたが大丈夫でしたか?」

南都さんはにっこりと笑う。

こだわり続けた製法や品質も、
ここまで続けてこれたこともすべて、
納豆を通じて出会った人のおかげ。

「自分はそんな立派な人間じゃない。」

一言では伝えきることはできないが、
これが下仁田納豆の原点なのだと。

ただ、そのことを伝えるための
マシンガントーク。

ありのまま、等身大の南都さん。

納豆は一粒の豆が時間を掛けて、
たくさんの微生物の働きによって発酵し、
連鎖的に美味しくなっていく。

人と人もそのようになれたなら。
南都さんご夫妻の秘めた想い。

そんな願いは、ネバネバ糸となって、
切っても切っても、いつまでもいつまでも、
ネバネバと伸び続けてゆくのでした。

めでたしめでたし。





  


「骨付鶏&おせち&オードブル」の予約を開始しました!

2018年12月07日

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【骨付鶏・オードブル・おせち】
ご予約受付始まりました
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素材にこだわり、調味料にこだり、
すべて自家製、手作り。
店頭にて、ご予約受付が始まりました。

①クリスマスチキン<神山鶏の骨付鶏>

  最高の環境で、のびのび育てられた「神山鶏」

  生育は山間部の湧水を直接利用できる、
  選ばれた優良専業農家に限定。
  鶏たちのストレスを低減するため、
  開放型鶏舎でゆったり、放し飼い。
  肉の旨みを増すために重要な意味を持つ
  飼育日数は、約70日に設定。
  自然に近い、安心・安全に育った鶏です。

  骨付鶏の仕込みに使う醤油は、
  桶仕込醤油の本場小豆島で、
  約100年続く蔵元「正金醤油」×「春日水神市場」の
   コラボ商品『酵素も酵母も生きた醤油』

   醤油を作る菌や、大豆・小麦の小さな成分も残っているので、
   醤油の甘みや旨みがより豊かです。
   酵素がまだ活動しているので、自家製醤油麹にすることで、
   酵素と麹の働きで肉はしっとり柔らかい味わいとなります。
   スチームオーブンでふっくら焼き上げています。

  <お渡し>12月23日・24日・25日 の3日間
         午前10時半または午後4時の焼きたて
         いずれかご希望の時間でご予約が可能です!

②オードブル
  自然に育った季節の野菜とお魚、お肉など
  安全性を吟味した上で素材を選んでいます。
  すべて自家製で手作りしています。
  大切な人と大切な時間を過ごす際にご利用ください。 

  <お渡し>12月23日・24日・25日・30日・31日
         15時以降(31日のみ10時~15時) 
         3日前までのご予約にて承ります。


③おせち料理

  素材を吟味し、調味料を選び、
  ご家庭で丹精込めて作ったような優しい味わいで
  仕上げています。
  お子様からお年寄りの方まで安心してお召し上がりください。
  一品よりご予約いただけます。
  店頭用もご用意しておりますが、数に限りがあるため
  ご予約をおすすめいたします。

  <お渡し>29日・30日・31日
        31日は15時まで 
        ご予約締切12月26日 









  


Posted by suijin at 19:00Comments(0)商品紹介店舗案内

春日水神市場のユニホームが変わります!

2018年12月07日

来週 12月10日(月)から
春日水神市場スタッフのユニホーム変わります!



  


Posted by suijin at 13:41Comments(0)